対応車種確認方法およびユニット取外し方法 (写真は’94 E500)

1.ボンネットオープン
ボンネットを垂直にオープンしましょう。この方が作業しやすいです。
2.コントロールボックスのカバーを開ける
5mmのヘキサレンチ等を使用し、4個のボルトを外し、コントロールボックスのカバーを開けます。
黒いボックスで、丸い蓋のあるユニットがそうです。このカバーを外します。
3.コントロールユニットの確認
4個のコントロールユニットの内、一番奥の物のユニットのROMを交換します。「BOSCH LH」と書かれているものです。
この表示がないものは、対象外ですので、元通り蓋を閉めてください。

ここからは、ユニット交換を当社に依頼される方がご覧下さい。
4.マイナス端子の取り外し
トランク内のバッテリーのマイナス端子を外します。バッテリー端子を外すより、車体のボルト(13mm)を外す方が楽です。
当社からユニットが返送されて、ユニットを元に戻すまで、必ず、バッテリーのマイナス端子は、外したままにして下さい。
5.コントロールユニットの取外し(1)
ユニットの両端に四角い穴がありますので、そこにL字のヘキサレンチ等を入れて、てこの原理で持ち上げると外しやすいです。ロック機構はありませんのでそのまま、持ち上げれば外れます。
6.コントロールユニットの取外し(2)
コントロールユニットを取外したところです。
ただし、印刷している番号は年式・車種等によって異なりますので、気にする必要はありません。
7.コントロールユニットの取外し(3)
コントロールユニットの側面写真です。間違ったユニットでないか確認してください。
ただし、印刷している番号は年式・車種等によって異なりますので、気にする必要はありません。
ユニットの端子に触れないように注意してください。
必ずユニット全体を台所用のアルミ箔で包み、緩衝材をたっぷり入れて、「取扱注意」シールを貼ってお送りください。

過敏に神経質になる必要はありません。車両に載っているものですから、振動にも結構強いです。
また、全体が金属でシールドされていますから、上記注意点を守れば静電気で破壊されることもありません。